東日本大震災の防災教育を通じて交流している東陵高校(宮城県気仙沼市)の生徒2人が11日、松山市堀之内の松山市民会館であった済美高校の文化・芸術発表会で被災地の現状を報告し、震災の記憶を語り継ぐ重要性を訴えました。発表会には生徒や保護者など約1300人が参加し、済美高生による防災職食や耐震構造についての発表などもありました。一番町の坂の上ミュージアムであった復興祈念コンサートでは、坊ちゃん劇場の女優畠山さんや県内の高校生らが東北の舞踏や合唱で被災地で思いを届けました。済美高合唱部の山本彩名さんは「当時小学生だったが震災に衝撃を受けた。被災していない私たちだが、被災地の方に寄り添えるような歌を歌いたい」と話しました。会場では自衛隊による救援活動報告パネルの展示もありました。
平成30年3月12日(月)愛媛新聞掲載(掲載許可番号:G20180501-05097
平成30年3月12日(月)愛媛新聞掲載(掲載許可番号:G20180501-05098)
平成30年3月12日(月)愛媛新聞掲載(掲載許可番号:G20180501-05097)