「負」のままで終わらせないために

校長 末廣久行


   昨年の11月中旬以降、第3波となる新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、年明けの1月中旬には11都府県に緊急事態宣言が再発令されるとともに、期間も3月7日まで延長されるなど、コロナ禍の収束はまだまだ先に成りそうな気配です。
   そうした中、県内最大の2073名の生徒が在籍している本校では、皆さんが日頃から感染予防に努めてくれているお陰で、感染の拡大防止のために、僅か1日だけ休校措置を取りましたが、1月中旬の高校推薦入試、2月初旬の高校一般入試を無事に終了することができました。
 また、大学入学共通テストが終わった3年生の皆さんは、私立大学等の一般入試、国公立大学の前期・中期・後期試験に挑んでおり、先生方・後輩たちは最高の結果が出ることを、心から祈っている次第です。
 振り返って見ると、令和2年度は、当初より新型コロナウイルス感染症の拡大による混乱の中、先の見えない不安や焦りに加え、目標としていた各種大会の中止、運動会・文化祭などの学校行事の縮小・削減など、新しい生活様式への対応を迫られた試練に次ぐ試練の1年でした。
   2学期の中頃には、新型コロナ感染者が減少傾向となった為、修学旅行の実施が再検討されましたが、秋の深まりとともに全国的な感染拡大が起こり、修学旅行は再延期となり、年末年始も巣ごもりの状況になって仕舞いました。
   それにも益して、今年度も又、昨年度と同様に、在校生が同席しない卒業式を実施せざるを得ない事態となり、誠に残念で成りません。
   以上のように、新型コロナウイルス感染症に翻弄され続けた令和2年度でしたが、「負」のままでは絶対に終わらせたくないとの思いから、年度の最後に実施される大きな行事である文化・芸術発表会は、感染防止対策をしっかりと行った上で、是非とも開催したいと考えています。
   尚、例年のような震災学習を兼ねた発表会とするだけでなく、令和3年度に創立120年を迎える本校の周年行事の一環として、奈良薬師寺の大谷徹奘執事長のご講演を計画していますので、先生方並びに生徒の皆さんの全面的な協力を、宜しくお願いします。

令和3年2月22日(月)

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