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まつやま郷土料理ものがたり   ~郷土料理に四季の彩りと匠の心を添えて~ 
なもしの会(まつやま郷土料理研究会) 渡邉 笙子氏、渡部 淑巳氏 大野 アサ子氏  和田 和子氏 

【目的・要旨】

昔の日本は、地域でとれる産物を使って食事や加工品を作っていた。しかし、現在では、食産業の発展により、全国各地で同じものが食べられるようになり、地方独自の食文化である「ふる里料理(郷土料理)」も廃れつつある。さらに核家族化の影響で、「おばあちゃんの知恵」のような昔ながらの料理や技術を若い世代に伝える機会も減少し、家庭内での食文化の伝承が難しい時代となった。そこで、愛媛の「食」をリードしてきた4人の高齢者[シルバー]の方々(松山シルバー人材センター所属)が本格的に郷土料理の伝承に尽力したいと「なもしの会」を立ち上げた。今、廃れつつある郷土料理や食文化に関する知識や技術を高校生が受け継ぐとともに、高校生には新しい郷土料理を創造し、次世代に郷土料理を伝える役目を担ってほしいと考え講座を実施した。
生の蛸や小鯵の内臓を取り除く下ごしらえは、ほとんどの生徒が初めての経験であった。「気持ち悪い」と言いながらも、講師のアドバイスをよく聞いて作業を進め、愛媛県中予地方の郷土料理を作り上げた。スローフードや地産地消の大切さや今郷土料理が注目されている理由について、学ぶことができた。郷土を愛する気持ちを育てることは地域を元気にすることに繋がると考えさせられる講座であった。

【生徒の感想】

○ 生の蛸を触ったり、鰺をさばいたりするのは初めてだったので、気持ち悪かった。講師の先生が優しく教えて下さり、魚の下ごしらえの方法はよく理解できたが、見ることとの実際にやってみることは大違いだった。そのため、鰺の1匹目はグチャグチャになった。それでも、2匹目は、要領をつかめてかなり上手にできた。

○ 魚に塩をまぶすと浸透圧の関係から臭みを含んだ水が出て魚の身が締まり、美味しくなることや蛸のぬめりを取るには塩が有効だということを知り、大変勉強になった。また、下ごしらえの方法が分かったので、家庭でも挑戦したい。

○ 美味しい郷土料理が学べて良かった。今までは、郷土料理にあまり興味を持っていなかったが、愛媛の特産物を使った郷土料理が廃れていくのはもったいないと思う。もっと色々調べて、郷土料理のレパートリーを増やし、郷土料理を次の世代に受け継いでいきたい。

○ 講師の先生方は、4人とも物知りだった。私たちの班を担当してくれた方も、色々な作業のやり方を手際よく教えてくれて、いつもの実習よりスムーズに作業が進んだ。講師の先生方には、自分の祖母のように親しみを感じた。親身になって私たちに教え下さって有り難いと思った。次回(秋実施)をとても楽しみにしている。

 

渡邊 先生
魚の下ごしらえ
試食しながら郷土料理を語る

 

 

2017年10月04日
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

 

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