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歌と心
沖縄県立芸術大学 音楽学部  片桐 仁美 教授

【要旨】

音楽は音を楽しむもの、ヨーロッパでは、天(音楽の神様)から与えられたものと考えられている。音楽を学ぶ上で常に高いモチベーションを持ち続け、目標に向かうことが夢の達成に繋がり、より豊かな人生を送ることができる。音楽を続けることは、まるで難しいゲーム機のソフトを買ったようなもので、一生を掛けてクリアしていかなければならない。音楽が好きという心を持ち続けることが大切であるというお話をされた。また、公開レッスンでは、声の響きを保つことや心(感情)が伴う歌を歌うことなどを、具体的に細かく指導していただいた。

片桐 仁美教授
具体的なアドバイスを受ける生徒

 

【講義内容】
[1]歌と心
歌には、心(感情)が伴っていないと音楽とは言えない。声楽の場合は、歌詞があるので比較的音楽の内容がわかりやすいが、テキストにある歌詞の対訳に頼らず、一つひとつの単語を調べ、その意味をよく理解する必要がある。例えば「おはよう」という言葉の場合も、時間によって、または状況によって、同じ言葉であっても意味が変わっていくものである。そうすると、どの単語が重要で、大切にしなければならない言葉であるのかがわかる。器楽の場合は、音楽のテーマがどこにあるのかを考え、またどのように変わっていくのかを自分自身で感じとり音楽へ繋げることが重要である。音楽とは音を楽しむものであり、ヨーロッパでは、天(音楽の神様)から与えられたものと考えられている。楽譜をよく理解し、技術的なものを習得した上で、心(感情)のこもった歌を表現することができ、音楽を楽しむことができる。

[2] 高いモチベーションを持つこと
音楽を学ぶ上で常に高いモチベーションを持ち続けることが大切である。人により大成する時期は違うので、自分を信じる力を持ち続けるべきである。世界的に天才と言われる有名な音楽家たちも、実際には大変な努力を重ねている。音楽が好きだ、楽しいという気持ちを持ち続け夢に向かい、更には人生の幸せをつかんで欲しい。

楽しく受講する生徒

[3] 公開レッスン プログラム

(1) トスティ作曲
『君なんかもう!』                   
受講生     木本 圭   (3年生)
ピアノ伴奏  藤井 龍翔 (2年生)        
(2) ドニゼッティ作曲
オペラ「連隊の娘」より『さようなら』  
受講生    山本 奏美  (3年生)
ピアノ伴奏  鳥生 祐希 (2年生)    

熱心に受講する生徒たち

[4] レッスン内容
イタリア語は自然に正しく発音し、歌詞の内容が表現できるようにする。歌と伴奏の関係を考え、場面によりどちらが主役になっているのかを考える必要がある。オペラのアリア(オペラの中で特別な感情を表現するための独唱者の聴かせどころとなる曲)を歌う場合、物語の内容や登場人物の性格等を、よく理解した上で歌わなければならない。また、声の響きが一定のポイントにあり、1本の線で描くように進むことが理想であることなど、細かくご指導していただいた。

 

【生徒の感想】

○ 音楽に対する取り組みが甘かったことに気づきました。学んだことを、日々の練習や舞台で発揮できるよう頑張りたいと思います。

○ 単に楽譜と見るのではなく、音楽として読んでいくことが大切だと思いました。ピアノ伴奏の意識が少し変わり、伴奏はただの脇役ではなく、時にソリストと対等であったり主役になったりするなど役割の大きさを感じました。

○ 自分なりの努力を重ね、その努力に自信を持って人前に立てるような演奏家を目指したいという新たな目標が見つかりました。

○ 一つひとつの言葉が深く、自信を持って頑張ろうと感じました。とても難しいゲームを購入したので、一生掛けてクリアしていきたいと思います。

○ おもしろい例え話をまじえて説明して下さるので、とてもわかりやすくワクワクしました。

 

2016年11月21日
 
 

 

 
 
 
 
 
 
   
 

 

 

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